日々、いろんな方とお出会いするのですが、
驚くことがありました。
それは、金融機関の取り組みについてです。
どういうことかといいますと、
今の金融機関は、非常に低金利でなかなか収益があがりません。
以前は無料であったものに手数料を課すようになったり、
投資信託や保険にも力を入れ、
店舗統廃合による合理化を進め、
あの手この手で収益改善策を進めています。
ある種当然の姿だとは思っていますが、
どこか・・・
本来の金融機関としての在るべき姿を
見失っていっている・・・
そんな気すらしていました。
しかし、某金融機関に勤務されているTさんにお出会いした時のこと。
その金融機関では、
地域に支持される金融機関となるために、
自分たちはどうあるべきなのか?を考え、
様々な活動をしていると伺いました。
“地域のことを一番知っているのは我々です。
地域に根をはり、人と人を結んだり、
地域の活性化に繋がるようにと思って行動していることは、
10年後、20年後に必ず実を結ぶ。
そう信じて行っています。”
とおっしゃられていたことが、すごく印象的でした。
時代や経済情勢の変化に順応するように変化してきた“あるべき姿”
これを、今一度原点に戻そうと組織で取り組まれていることは
とても立派なことだと思うと同時に、
なかなかできる取り組みではないと思いました。
私たちの会社で行っている様々な活動も、
いつか実を結ぶと信じてやっていこうと
勇気をもらえた出会いとなりました。