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金利上昇リスクを現実的に考えてみる

Author: kanda
Published on: 2020.1.14
Comments: 0 Comments
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変動金利型の住宅ローンは、
市場の金利に応じて適用金利が変わる仕組みになっており、
金利が上がった場合は、
これに連動して返済額が増えることになります。

ただ、
そうそう返済額が変わってしまうとなると、
返済計画が非常に立てにくくなるため、
変動金利型の住宅ローンは、
金利が上がったとしても、
5年間は返済額が変わらないようになっていますし、
もし5年後に金利が上がってしまったとしても、
増額率の上限を25%と決めています。

と、ここまでの説明であれば、
もし金利が上がってしまったとしても、
5年間は返済が安定しているわけですし、
5年後の見直しの時も、
1.25倍以上の返済額にはならないのだから、
それほど大きなリスクがないんじゃないか?
と考えてしまうかもしれません。

ですが、これを数字化して考えてみると、
とてつもなく恐ろしい現実が見えてきます・・・

こんにちは。
オハナハウス 神田です。

では、この恐ろしさを、シュミレーションしていってみます。

あなたが借入れする住宅ローン金額を3000万円、
金利1%、
35年返済の元利均等支払い、
ボーナス返済なし、
として計算していってみます。

この条件の場合、
毎月の返済金額は84,765円となります。
そして、
2年間この金利のまま変わらず返済していくとすると、
2年後の利息の計算は、
28,553,730円(残高)×1%÷12ヶ月=23,794円
ということになります。

ということは、
返済額の84,765円から23,794円の利息を
差し引いた60,891円が元金ということになります。

つまり、
金利上昇さえなければ、
25回目の返済では、
元金が約6万円減るということになります。

しかし、もし金利が上がってしまったとしたら???

ちょっと極端ですが、
2年後の金利が3%になってしまったとして、
シュミレーションしてみると、
その金利額は、
28,553,730円(残高)×3%÷12ヶ月=71,384円
になってしまいます。

となると、
返済額が84,685円のまま変わらないため、
減っていく元金の額は、
84,685円から71,384円を差し引いた
13,301円ということになってしまいます。

つまり、
せっかく返済しても、
金利上昇のせいで元金が全く減っていかない・・・
という状況を引き起こしてしまうというわけです。

また、
3%ならまだ元金が減っていますが、
これが4%となってしまったとしたら、
28,553,730円(残高)×4%÷12ヶ月=95,179円となり、
利息が毎月の返済額を上回ってしまうことになります。

となると、
元金が全く減らないどころか、
逆に、未払い利息が積み重なっていってしまう
ことになります。
84,685円から95,179円を差し引いた
10,494円の未払い利息が・・・

もし、この状態が残り3年間続いたとしたら、
10,494円×36ヶ月=377,784円
もの未払い利息が積み重なってしまうということです。

もちろん、
今の市場の流れを見ている限りでは、
住宅ローン金利が一気に2%も3%も上がることは
考えにくいわけですが、
過去に遡れば、
1年の間で2%上がったこともあれば、
2年の間で3%上がったこともあるため、
絶対に可能性がゼロだとは言えません。

ですから、
この事実もしっかり理解した上で、
変動金利は選ぶようにしていただければと思います。

それでは、次回は、
変動金利の変動金利の仲間である
固定金利選択型住宅ローンについて、
少し詳しくお伝えしていきたいと思います。
地方銀行が取扱う住宅ローンは、
このタイプが主力商品となるので、
ぜひぜひ次回もお読みいただければと思います。

全期間固定金利商品を選ぶ際の3つの注意点
返済額アップに天井がない住宅ローン商品

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