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耐震等級3を無理なく取得する秘訣

Author: kanda
Published on: 2020.2.14
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耐震基準の最高等級は、
数百年に一度起こる震度6〜7程度の地震の
1.5倍の地震が起こったとしても
倒壊や崩壊しないレベルである
「耐震等級3」です。

そして、絶対的な安心感を
持ちたいとお考えであれば、
この「耐震等級3」の取得を
オススメするのですが、
間取りに対する制約を
限りなく少なくしつつ、
この基準をクリアしていくためには、
バランスのいい家を設計することを
心がける必要があります。

そして、そのためには、
家の基本を2階だてありきで
考えるのではなく、
「平屋」から始まることを、
基本としていただくことを
オススメします。

こんにちは。
オハナハウス 神田です。

というのも、2階建ての家は、
強風や重量車両の通行による振動といった
外部からの力を、
平屋に比べて圧倒的に受けやすいからです。
また、耐震等級3の構造計算をする際、
壁量バランスが非常に大切となるのですが、
一般的な2階建住宅は、
以下のような理由から、
このバランスが
非常に悪くなってしまうからです。

理由1:1階よりも2階の方が、
    柱も壁も多くなってしまうから

一般的な2階建住宅では、
1階をパブリックスペースとして設計し、
2階をプライベートスペースとして設計します。
となると、1階にはみんなが集う
大空間のリビングダイニングキッチンを配置し、
2階には家族みんなの
それぞれの部屋を配置するため、
必然的に、1階よりも2階の方が
間仕切りが多くなってしまいます。
そして、その結果、
2階には、1階よりもはるかにたくさんの
柱や壁が出来てしまうようになり、
結果、上からの荷重が
大きくなってしまうのですが、
次の理由2から
これが大きな負担となってしまいます。

理由2:南と北の壁のバランスが
    悪くなってしまうから

一般的な2階建住宅では、
南には窓をたくさんつくり、
しかも大きなサイズにする反面、
北には窓をほとんどつくりませんし、
つくったとしても
小さなサイズの窓が中心となります。
南からは熱や光を
たっぷり採り込みたいのに対し、
北からは出来るだけ熱の逃げを
減らしたいからです。
しかし、その結果、
対局する南と北の壁のバランスが
著しく悪くなってしまいます。
窓が多い南には壁が少なく、
窓が少ない北には
壁が多くなってしまうからです。
その上、一般的な2階建てでは、
当たり前のように、
ベランダを家の南に
家から突き出して設計しますが、
これは、さらに南側に
大きな負担をかけてしまうことになります。
これに加えて、
日当たりがいい南の屋根を中心に、
太陽光発電まで載せてしまおうものなら、
さらなる負担をかけてしまうことになります・・・

☑ 地震に強い家にするために、
  住みやすさや使いやすさを犠牲にしない方法

それゆえに、
地震に強い家にするためにも、
そして同時に、
強度の高さをより持続させやすい
耐久性の高い家にするためにも、
家の基本は「平屋」から考えていただくことを
オススメさせていただいています。

また、弊社がご提案させていただくことが多い
「中庭がある家」を、
耐震性が悪いと勘違いされていらっしゃる
住宅会社の方も少なくありませんが、
これも完全に間違った認識です。
というのも、中庭をつくれば、
安定的な明るさを中庭から
しっかり確保出来るようになるため、
一般的な2階建住宅のように、
外部に向かって窓をたくさんつくる必要がなくなり、
結果、家の4方向全てにバランスよく
壁をつくることが出来るからです。

耐震等級3を取得することも大切ですが、
そのためには基本的に
地震に強いバランスのいい家をつくることが、
もっと大切なことです。
そうすれば、
間取りに対する制約を
限りなく少なくすることが出来、
自由度たっぷりな開放感溢れる住まいを
つくるコトが出来ますから。

ということで、家の基本は、
「2階建て」ではなく「平屋」から!
ということを覚えておいていただければと思います。
地震大国と呼ばれる日本では、この考えが基本です。

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