せっかく家を建てても、
多くのご家庭の
リビングダイニングキッチンが、
半年もしない間に、
たくさんのモノで
ごった返してしまうようになります。
確かに、
リビングダイニングキッチンは、
家族みんなが
ほとんどの時間をそこで過ごすため、
“この空間が
いつもキレイに片付いている”
なんてことは、
普通に考えると
あり得ないことかもしれません。
しかし、
家具や内装にもこだわった
その空間を、
なるだけスッキリと、
かつキレイに保ちたい
という願いは、
家を建てる誰もが
共通してお持ち
なのではないでしょうか?
そして、そのためには、
掃除・片付けをこまめにする
必要があるのかもしれませんが、
その状態を継続して
保ちやすくするためには、
そもそも
散らかりやすくなってしまう原因を、
間取りで解決することが
必要不可欠です。
おはようございます。
OHANA HOUSE Inc. 神田です。
では、そもそも
家が散らかりやすくなってしまう
原因とは一体何なのでしょうか?
✔︎ 原因その1:プライベートルームが全て2階にある
一般的に家は、
“1階がパブリックスペース”
“2階がプライベートスペース”
であることを前提として
間取りがつくられます。
つまり、
寝室も子どもたちの部屋も全て、
当たり前のように
2階につくられることになるのですが、
では、子どもたちは、
建てたすぐから
自分たちの部屋を
フル活用するでしょうか?
自分たちの荷物を、
わざわざ自分の部屋まで
片付けに行くのも取りに行くのも
非常に面倒くさいため、
いつも使うものは全て、
いつも居る場所の近くに
置くようになります。
つまり、
リビング付近にどんどんモノが
増えていくというわけです。
さらに、
子どもたちはもちろんもこと、
あなた自身も、
いつも着る服やパジャマを、
わざわざ2階の
自分の部屋まで持って行ったり、
取りに行ったりするでしょうか?
しないですよね・・・
だって・・・
面倒くさいですから・・・
結果、
ダイニングチェアーや
ソファーには、
いつも着る服が
掛けられていたり
脱ぎっぱなしで
放置されていたり
という状態になってしまいます。
✔︎ 原因その2:収納のつくり方が悪い
そして、
2つ目の原因が、
収納のつくり方が悪いことです。
例えば、
一般的な家は
2階にスペースが余りがちなので、
1階にあまりつくれない収納を、
2階で補おうとするのですが、
そもそも1階に収納がなかったり
収納が少ないことって
問題だと思いませんか?
また、
至る所に分散して
たくさん収納をつくるのも、
決してオススメ出来ない
収納のつくり方です。
非常にモノの管理がしにくく、
どこに何を置いたか
分からなくなってしまうため、
モノがなくなりやすく、
そうなれば無駄な出費が増えるし、
かつ
モノがどんどん増えていくことで、
さらなる収納不足を招く
原因にもなってしまうからです。
さらに、
奥行きが深い収納を
たくさんつくることも、
決してオススメ出来ない
収納のつくり方です。
奥行きが深い収納は、
手前のスペースが全て
デッドスペースになってしまうため、
見た目ほど収納することが
出来ないからです。
また、
そのデッドスペースに
モノを置いてしまうと、
奥に置いてあるモノが
分からなくなったり
忘れてしまうため、
さらにモノが増えてしまい、
結果、
さらなる収納不足を招く
原因になってしまうからです。
収納に関しては、
多くの方が知らず知らずの間に、
これら3つの間違いを
犯してしまっていると思います。
共働きが当たり前となった今は、
家事の負担を
いかに減らすことが出来るかは、
家を建てる全ての方にとって、
非常に切実であり、
大切なコトだと思います。
ということで、
お伝えさせていただいたことを
考慮しつつ、
家づくりを
していただければと思います。
きっと、
あなたの片付けや掃除の手間を
大幅に楽にしてくれるはずですから。